第6回オープンカフェ「責任あるAIの利用に向けて大学ができること:アジア太平洋地域でのAI倫理教育を踏まえて」
開催済みDSC 第6回オープンカフェ開催のお知らせ
近年、ChatGPTをはじめとする対話型生成AIツールが普及し、大学での教育研究にも影響を与えています。学生のレポートや志願書、研究者の論文や研究費申請書のあり方も、生成AI技術を前提とした事例の共有や枠組み作りが求められています。今回は、国連機関・大学・企業等で科学コミュニケーションや学術情報分析の業務を続けてこられた本学の田中特任研究員を講師としてお迎えし、アジア太平洋地域の教育機関で重視されているAI原則や、AI倫理教育について紹介頂きます。その上で、研究活動へのインパクト、生成AI利用に係る指針のあり方やAIリテラシー教育の体系化に向けて、ご参加の皆様と一緒に考えてみたいと思います。
〇日 時: 2025年4月14日(月) 17:30~19:00
[17:00過ぎ開場、17:30頃プレゼン開始予定]
〇会 場: 西千葉キャンパス・BiZCAFE(IMO棟Ⅱ・1F)
https://www.chiba-u.jp/careercenter/info/2023/000117.html
〇登壇者: 田中 紗織 千葉大学大学院工学研究院特任研究員
[クラリベイト カスタマーサクセス・マネージャー]
〇テーマ: 責任あるAIの利用に向けて大学ができること:アジア太平洋地域でのAI倫理教育を踏まえて
〇対象者:一般公開(オンライン同時配信/事前申込み制;先着順)
〇次 回:2025年5月22日(木) 予定
アーカイブ配信
講演内で再生したFei Fei Li教授のインタビュー動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=HiSK7nv-i94
添付ファイル:4/17更新 講演スライド(PDF形式, 7.2 MB)
開催状況
- 日時
- 2025年4月14日(月)17:30~19:00
- 会場
- 西千葉BiZCAFE(IMO棟Ⅱ・1F)
- 参加者
- 約55名(過去最多;医・看護学、教育学、附属図書館他の教職員、BOOST院生他大学院生・学部生に加え、千葉県庁、東北大・神戸市立高専、企業他から学外参画)
- テーマ
- 責任あるAIの利用に向けて大学ができること:アジア太平洋地域でのAI倫理教育を踏まえて
- 講師
- 田中 紗織 千葉大学大学院工学研究院特任研究員
[クラリベイト カスタマーサクセス・マネージャー] - 概要※
- 田中氏は、哲学・倫理学および情報科学を専門とし、大学・国際機関・出版社などでの広報業務や情報リテラシー教育に長年携わってきた経験を活かし、AIと社会倫理の接点について多角的に語ってくださいました。
講演では、AI技術の急速な発展が社会にもたらす影響や、それに伴う倫理的課題について言及され、大学が果たすべき役割として、以下のような点が挙げられました:- 情報リテラシー教育の強化
- 学際的な視点でのAI倫理の議論促進
- 社会と連携した啓発活動


