第4回オープンカフェ「データサイエンス時代に生き残る弱者の戦略 ~ 大学の研究者が採るべきランチェスター戦略とは?~」

開催済みDSC 第4回オープンカフェ開催のお知らせ

 ITの発達に伴い、誰もが最先端のコード・データにアクセス可能となる一方、Googleなど巨大IT企業の活動範囲も拡大し、これら企業によるAI研究が急速に進んでいます。
今回のカフェでは、 DSCの諸活動に中心的に参画いただいている小槻教授を講師として、人的・計算資源で圧倒的に勝る巨大企業に大学の研究者はどう立ち向かうべきか、データサイエンス時代に生き残るための戦略を参加者の皆様と一緒に考えます。併せて、「日本人はチームワークが苦手か?」「卒業研究を無駄にしないためには?」といった疑問についても一緒に議論したいと思います。奮ってご参加下さい!

〇日 時: 2025年1月20日(月)17:30~19:00
 [17:00過ぎ開場、17:30頃プレゼン開始予定]

〇会 場: 西千葉キャンパス・BiZCAFE(IMO棟Ⅱ・1F)
 https://www.chiba-u.jp/careercenter/info/2023/000117.html

〇登壇者: 小槻 峻司・千葉大学国際高等研究基幹教授(環境リモートセンシング研究センター)

〇テーマ: データサイエンス時代に生き残る弱者の戦略
      ~ 大学の研究者が採るべきランチェスター戦略とは?

〇対象者:一般公開(オンライン同時配信/事前申込み制;先着順)

〇備 考:
・今回も情報学研究院 AIセミナーとの併催
・講師プレゼン等後日配信予定
・オープンカフェは当面1~2ヶ月に1回程度開催します。(次回:3/7予定)

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開催状況

日時
2025年1月20日(月)17:30~19:00
会場
西千葉BiZCAFE(IMO棟Ⅱ・1F)
参加者
約30名(情報学・工学・真菌医学研究セ・子どものこころの発達教育セ他、多様な部局の教職員、BOOST博士院生に加え、千葉県庁・千葉市役所のカウンターパート部局、大阪公立大・岡山大・熊本大他から学外参画)
テーマ
データサイエンス時代に生き残る弱者の戦略 ~ 大学の研究者が採るべきランチェスター戦略とは?
講師
小槻 峻司 環境リモートセンシング研究センター教授[DSC運営会議メンバー]
概要
本講演は、第4回「データサイエンスコア・オープンカフェ」において、小槻先生(環境リモセンセンター所属)が講師を務め、データサイエンス分野における「弱者の戦略」について解説したものです。講演では、データサイエンスの活用方法や研究活動を交えながら、特に競争が激しい業界においてどのように生き残るかについて議論されました。
主な内容
  1. データサイエンスと異常気象研究
    • 衛星データやシミュレーションを活用した異常気象(線状降水帯など)の予測研究を紹介。
    • データサイエンスが社会課題の解決にどのように貢献できるかを解説。
  2. 「弱者の戦略」とは
    • ランチェスター戦略を基にした「弱者の戦略」の概念を紹介。
    • 大企業や強者と正面から競争するのではなく、ニッチな領域や独自のアプローチで価値を生み出す重要性を強調。
  3. データサイエンスにおける競争戦略
    • 大手企業や先行研究との差別化を図る方法として、小規模な研究者やスタートアップがどのように戦略を立てるべきかを説明。
    • 具体例として、独自のデータ活用やコミュニティの形成、研究の多角的な応用方法を提示。
  4. 今後の展望と質疑応答
    • 参加者からの質問に答えつつ、データサイエンスが今後さらに重要になる分野を考察。
    • データサイエンスを活用することで、個人や小規模組織でも十分な競争力を持てることを再確認。
まとめ
本講演では、データサイエンスの活用方法とともに、強者と競争するのではなく、独自の価値を生み出す戦略の重要性が説かれました。データの力を活かし、適切な戦略を立てることで、企業や研究者が厳しい競争環境でも生き残る道を見出せることが示されました。
公開した動画の音声情報をChatGPTに入力し要約を生成・活用しています。